自分に合ったモデルを選ぶ
ニーチェアエックスの違いを丁寧に説明します。
3つのシリーズ
1970年に誕生して以来、
世界各国で愛用されている
日本の折り畳み椅子であり、
シリーズの原点
新居 猛の想いを引き継ぎ、
日本の伝統的建築における
美の要素を
色糸の織模様で
表したシリーズ
よりコンパクトに
座り心地を持ち運べる、
革新的な機能を持った
折り畳み椅子の傑作
4つの形
エックス
最も座面が低く
安定感のある座り心地、
深い休息に適した形状
ロッキング
身体に寄り添う心地よい動き、
休息に適した形状
オットマン
休息のサポートから、
小回りの利く道具として
幅広い用途での使用が可能な形状
80
最もコンパクトに折り畳め、
軽休息から軽作業に適した形状
エックスシリーズとShikiriシリーズの違い
エックスシリーズは、1970年発売。デザイナー新居 猛により生み出された、ニーチェアエックスの原点といえるシリーズ。Shikiriシリーズは、2017年発売。エックスの形状はそのままに、海外市場や現代の住空間を意識し、日本と北欧の要素を取り入れ新しくデザインされたシリーズです。
シート生地の違いについて
エックスシリーズ:シート生地を織り上げてから染める、後染め加工
Shikiriシリーズ:糸の先染めと繊細な織技術により、特徴のある柄を表現
肘かけ・木部の材質の違いについて
エックスシリーズ:
木肌が緻密で木目が均一なビーチ材に、ウレタン樹脂塗装を施すことで表面には適度な艶がありツルツルとした手触り。表面に樹脂の膜をつくることで、熱や水に強く、傷や汚れがつきにくくなっています。色はナチュラルとダークブラウンの2色展開。
ナチュラルは材質そのものの美しい色合い、ダークブラウンは、落ち着いたトーンでシックな印象に。
Shikiriシリーズ:
木肌は粗く重厚感があるオーク材に、ソープフィニッシュとチャコールブラック(ウレタン樹脂塗装)の加工の異なる2種類をご用意しています。ソープフィニッシュは、塗装ではなく石鹸をすり込み表面に油脂を残す仕上げのため、木そのものの手触りと、経年変化を楽しめるのが特徴です。チャコールブラックのウレタン樹脂塗装は、目弾き(オープンポア)仕上げにすることで、オーク材特有の木肌の質感を残し、木炭のような印象に。
座り心地比較
人間工学がまだ一般的ではなかったころに、新居 猛が試行錯誤の末に生み出したこの椅子の設計は、「リラックスできる椅子」として、非常に理にかなった構造をしていることがわかりました。
ここでは、椅子の用途を作業性と休息性の強さから6段階に分けた「椅子の支持面のプロトタイプ」を参考に、ニーチェアエックス各アイテムを分類し、図に示しました。
「ニーチェアエックス」と「ニーチェアエックス ロッキング」は、座ると後傾姿勢になり、頭まで預けられるハイバック仕様が特徴で、「休息」に適した形状。映画の鑑賞や、音楽を聴いたり、ゆったりリラックスして過ごすのに最適です。
「ニーチェアエックス 80」は、エックスやロッキングと比べて、背もたれが起き、立ち座りするのに丁度よい座面の高さで、「軽休息」から「休息」するのに適しているといえます。テーブルとの併用や、読書、談話用の椅子としておすすめです。
ニーチェアエックス座り心地紹介
サイズ比較:展開時
エックス
- 座面前縁高さ
- 35cm
- 座面高
- 25.5cm
ロッキング
- 座面前縁高さ
- 43cm
- 座面高
- 31cm
80
- 座面前縁高さ
- 40cm
- 座面高
- 34.5cm
オットマン
- 座面高
- 33cm