
古来から、日本の建築には几帳や屏風、衝立、簾など様々な「しきり」がつかわれてきました。
外のまぶしさや外からの視線を遮りながらも、ほのかに光や風、音を伝えるそれらの「しきり」は、
自然の変化や風合いを大切にしてきた日本の住まいになくてはならない暮らしの道具でした。
Shikiriはそのような「しきり」をコンセプトに、
室内と戸外との間に緩やかなつながりを持たせる道具として、新たにデザインされました。
横方向に長い格子の柄。
ライトグレーと白の淡いコントラストは、朝日が格子戸の木枠を縁取る様子を連想させます。
細かく連続する簾のような縦ストライプに白い横ストライプ。
簾を通して室内に伝わる光やそよ風を表現した柄。霧がかった湖を思わせる透き通った色合いです。
大きめの升目に障子の桟を想像させる柄。
青味がかったダークグレーは、朝もやの中に見る深い森の澄んだ濃色を思い起こさせます。
Direction & Photograph HAL KUZUYA
Styling Yuki Nakabayashi
身体全体と椅子の構造を支えるため、丈夫で静電気の発生しにくい、
綿素材の生地を使用しております。
ニーチェアエックス シキリでは、滋賀県高島市の工場にて、
糸の先染めと繊細な織り技術による特徴ある柄の表現をしております。
質感高い肘かけやパイプの曲げ加工など、組み立てにおいても
長年の実績と信頼のある工場で生産しています。
素材感を活かしたソープフィニッシュ
炭をイメージしたチャコールブラック(ウレタン塗装)
Designed by
Rika Kawato
Nychair X Shikiriのコンセプト作りからテキスタイルとカラーリングまでデザイン。日本人の父とデンマーク人の母を持ち、旧ソ連、スウェーデンなど多様な国や文化の中で幼少期を過した経験から、異なる文化の融合が彼女のデザインの根源になっています。色と素材感を大切にしたデザインで国内外で活躍するデザイナーです。
Nychair X Shikiriのコンセプト作りからテキスタイルとカラーリングまでデザイン。日本人の父とデンマーク人の母を持ち、旧ソ連、スウェーデンなど多様な国や文化の中で幼少期を過した経験から、異なる文化の融合が彼女のデザインの根源になっています。色と素材感を大切にしたデザインで国内外で活躍するデザイナーです。
ニーチェアエックスを代表するエックス。
折りたたんでも自立し、ゆったりくつろげる安定した形状。
椅子から立ち上がりやすいロッキングタイプ。
伸びをしたり体重をかけることでゆったりと揺れ動き、安心感につつまれます。
ニーチェアエックスやロッキングと組み合わせることで、
よりリラックスした状態でくつろげるオットマン。スツールとしても優秀です。
ニーチェアエックスのシートは交換が可能です。
※藤栄製および有限会社ニーファニチア製のニーチェアエックス以外には取り付けできませんのでご注意ください。
ショールームはご予約制でございます。
ぜひお気軽にご予約いただき、ニーチェアエックスの素晴らしい座り心地や、
木や生地の質感、色をご確認ください。